あたる占い師とは?TV番組から考える占い師の人気とは。

ご存知のとおり私は零細占い師で売れっ子ではありません。そして、自分の占い師としての技術や人間性が優れているとも思っていません。まだまだ磨きたいと思っていますが、自分のペースで尊敬できる人から学んでいこうと思っています(勧誘は結構です。そういうのが一番嫌いです)。

なのでチャット占いでは自分の履歴を見直したりしますし、インターネットラジオの収録も聞き直して、いまいちだなぁ、、今度はこうしてみようかな、と思ったりします。(精神的に余裕がないと辛い時もありますが)講座やテレビ番組、YouTubeいろんなところから学びつつ進んでいる状況です。

TV番組もいまいちだなと思うこともあれば、これはすごいなと思うこともあって。某フジテレビの「突然ですが占ってもいいですか」は番組当初からみています。

タイトルをみて「勝手に占うなんて」(いいですか?と聞いてるのになぜ、そう理解するのか謎)とか、お客さんのことをズバズバあてるのでやらせじゃないか、という批判発言もSNSで見ています。

番組を見ての感想としては、まず、「占いしませんか?」と聞いて占っているので勝手に占っていませんし(占い館での呼び込みと変わりない)、やらせかどうかは、個人的にどうでもいいと思っています。占いのイメージが悪くなる、という意見に対しては、それは人それぞれの価値観でしょう、の一言につきます。命術を専門にされている方であれば、この一言で理解されるかと思います。需要があるから供給もあり。テレビはあくまでテレビなことを忘れずに。ここに関しては本当に個人の価値観としか言いようがありません。

7月8日の放送で、シウマ先生がシャンソン歌手の方の鑑定をされていました。リモートで互いに画面を通してお話されていました。歌手の方は今までの自分のこと、今後の活動の仕方についてお話されていました。女性らしさを前面に押し出したら、恋愛目的でよってくる方が多くて問題も起き、今は方針を転換して、ショートカットの金髪にしイメチェンをしたらファンが減ってしまったと。

これに対して、シウマ先生は、あなたは女性らしさを押し出した方がファンが増えるということを勧めたのですね。彼女は納得していませんでした。さらに、シウマ先生は私生活を明らかにすることと追い討ちをかけるように、彼女が賛成しそうにない提案をだしてきます。

みていて、ちょっとどきどきしました。多分、自分なら、彼女に共感し寄り添い、そこから答えを導き出そうとするからです。けれど、シウマ先生はそうではなかった。占いの結果をもとに本当に彼女のためになる方向へ導いていったのです。

彼女はとまどいながらも、自分が結婚していること、そして相手が自分のマネージャであることを明かし、旦那さんも画面に連れてきました。結果、結婚していることを公表し服装等で女らしさを出しながら活動を続けていくということに。彼女の表情も一気に晴れやかになっていました。

ここですごいなと思ったのは、まず、彼女が捨てた女らしさを拾い上げてすすめたこと。さらに心の中で重荷だった結婚生活の秘匿を公開させ、これからの活動でそのことが支障にならないようにしたこと。

彼女が依頼していたのは、これからどうやったら売れるかということだったのですが、結果として彼女のアピールポイントをはっきりさせ、これから前をむいて頑張れる下地を作り上げて鑑定は終わりました。

占い師にはいろんなタイプがいて、ひたすら寄り添って心を元気にさせ立ち直らせるタイプ、番組にでている先生方のような違う視点を気づかせ、そこから切り開いていくタイプ、ただ占いの結果を伝えるタイプ。

どのタイプがどのお客さんにマッチするかは人それぞれですが、ここで一流とされている先生方は、一見、お客さんが求めているものとは違うものを取り出すが、それが実は問題の根っこで、本人も気づいていない本音を本人に見せているのだと思います。そのギャップが大きいと感動も大きいし、その感動の表現が「あたる占い師」という表現になるのかな、と個人的には思っています。

その時々で何を求めているのが何か、問題の根元は何かということをわかりやすく提供し、共感を得る。信じてもらうために、断言も必要だし。心理カウンセリングと占いとの違いは、本人も気づかないような視点を占いを使って見せていく、こういうあなたはどうですか?という提案力が求められているところ。と改めて思いました。

最後に付け加えると、この番組のいいところは、「今好きな人の気持ちは?」は占わないんですね。あくまでも本人の人生、本人の問題を取り扱っているんですね。というところで、お客さんの選別はしているのかもしれません(私はそれもありだと思っています)。

相手の気持ちも大切ですが、一番大事なのは自分自身であり自分を大切に生きていってほしいのは私もそう思うからです。

あと、この番組は占いというものを使っていますが、出てくれているお客さんが主役だと思っています。占い師はストーリーテーラーというか、添え物なのですね。それぞれの占術でお客さんの人生のこれまでとこれからにスポット当てるのは私もラジオでやってきたことで、これからもやっていきたいことなので、そういう点でも興味深く、みていこうと思います!

長くなってしまいましたが。

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